★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2016年9月28日水曜日

JMECC講習会を開催しました

9月27日
院外のインストラクターをお呼びして
当院にてJMECC講習会を実施!研修医の皆も参加しました!





短い休憩とお昼休みを挟み,朝8時半から17時過ぎまで,
一日を通して救急蘇生や急変対応について講義と実技を行いました.

                    本当に内容の濃いものでしたねぇ.




喉頭鏡をうまく入れられず,苦慮する場面もあったり・・・


レサシアン(シミュレーター)とは言え、胸骨圧迫では臨床現場さながらのようす


講習会の後半では,患者の急変を想定したロールプレイを実施.
症例数をこなすにつれて,迅速な判断と的確な指示ができるようになりました.



最後に筆記試験を行い,全員修了認定証を授与できました.
一日おつかれさまでした.そして,認定おめでとうございます.

インストラクターを務めてくださった先生方,長時間ありがとうございました

2016年9月26日月曜日

第35回ブラッシュアップセミナーを開催しました

9月24日
第35回名古屋医療センター研修医のためのブラッシュアップセミナーを開催しました.

講師は,名古屋医療センター 呼吸器科 小暮 啓人 先生
この1日で,あなたの読影能力が変わる・・・かも!?
『胸部画像から診断に迫る』

この日のセミナーは
①胸部画像のスケッチに挑戦 ②胸部画像から鑑別診断を考えよう ③胸部画像読影の講義
の3部構成でした.

電子カルテが一般的になった今日,胸部画像のスケッチは初めてという受講生の皆さん
赤青えんぴつを使って,悩みながら描いています.

小暮先生による胸部画像スケッチのポイントレクチャー
第2部では,グループでディスカッションをしながら,
胸部画像から鑑別診断に迫ります.

第3部では,胸部画像を読影する際の
基本的用語や見落としてはいけないポイントなどを,実際の症例をあげながら解説しました.

~受講生の感想~
「自分でスケッチすることで,何に気をつけて読影すればよいのか意識することができた」
「スケッチは初めてで新鮮だった.能動的に必要な情報を読み取る練習になった」
「テクニックではなく丁寧に読むことを学んだ.明日からの臨床に生かしていきたい」

当院の研修医はもちろん,診療看護師の方や後期研修医,
他院の研修医,ベテラン医師の方や医学生さんも多く参加してくださり
にぎやかな勉強会になりました.
ありがとうございました.

次回のブラッシュアップセミナーは11月12日(土)に開催します.
詳細はこちら
みなさま,ぜひご参加ください!
卒後教育研修センター

2016年9月23日金曜日

平成28年度第3回CPCを開催しました

9月21日,
今年度第3回目のCPCが開催され,研修医の皆も参加しました.

今回の症例は
同種幹細胞移植後に種々の肺炎を来した急性骨髄性白血病の一例

血液内科H医師のご指導のもと,
研修医2年次のH医師,N医師,M医師が臨床サイドのプレゼンを担当しました.
プレゼン直前,発表内容の最終確認をする研修医3人

その後,病理診断科H医師による詳細な病理サイドのプレゼン,
血液内科・呼吸器科・病理診断科の医師が結集し,議論が行われました.

骨髄移植後の晩期非感染性肺合併症(Late onset Non-infectious Pulmonary Complication)にアスペルギルス感染症を合併する
という非常に難しい症例でしたが,研修医も積極的に質問をしていました.
卒後教育研修センター

2016年9月20日火曜日

セミナー開催のお知らせ

平成28年11月12日(土)
研修医向けセミナーを開催いたします!

第36回 名古屋医療センター 研修医のためのブラッシュアップセミナー
「中毒・overdoseに強くなる」

日 時:平成28年11月12日(土)13:30~16:00(受付開始 13:00)
会 場:国立病院機構 名古屋医療センター
     中病棟4階 第4会議室(当日は時間外入口より道案内がございます)
講 師:近藤 貴士郎 先生(名古屋医療センター 集中治療科(ER))
参加費:500円(学生の方は無料です)
※終了後に懇親会を予定しています.

セミナーの対象は主として初期研修医ですが,学生さんからベテラン医師の方,
看護師・コメディカルの方にもご参加いただけます.
皆さんに楽しんでいただけたらと思います!

参加ご希望の方は,こちらの申込みフォームよりエントリーをお願いいたします.
卒後教育研修センター

2016年9月16日金曜日

名古屋医療センターを紹介します③より柔軟なスーパーローテーション

2年間,どのようなローテーションを組んで
研修を行うかは,研修医の皆さんにとって気になるところだと思います.

当院では,1年次4月の時点で2年間全てのローテーションを組むのではなく,
2年間の研修のうちに3回,ローテーションを考えるチャンスがあります.
(クリックして拡大)
 
まずは入職した4月,オリエンテーションの中で各診療科の研修の説明を聞き
1年分のローテーションを決めます.

一つの診療科で同時期に研修できる人数にはもちろん限りがあるため,
そこは同期メンバーで相談しながら調整を行います.
なかなか大変な作業ではありますが,
主体性をもって研修に取り組む第一歩, ですね.

そして1年次の冬に,2年次の4月から1月までのローテーションを決めます.

そして2年次の秋頃,研修の締めくくりである最後の2ヶ月分のローテーションを決めます.

このように,段階的に研修する診療科を選択でき,(もちろん定められた必修科目はありますが...)
自分の興味関心の変化や進路選択の悩み等に合わせながら
その都度,上級医からアドバイスをもらうなどして
受け身的ではない,積極的なより充実した研修に取り組むことが可能です.

できるだけ多くの診療科をまわりたいという先生もいますし,
一つの診療科を2ヶ月続けてまわり,じっくりと取り組みたいという先生もいます.

個人の希望に沿ったローテーションで,
医師としての貴重な最初の一歩を踏み出し,
同期と助け合い,切磋琢磨しながら,皆それぞれの道を歩んでいます.
卒後教育研修センター

2016年9月7日水曜日

名古屋医療センターを紹介します②ER研修について

研修医の皆さんにとってERでの研修は,
土日や夜間の宿日直を含めると,2年間の臨床研修の中で非常に大きな割合を占めるといえるでしょう.

当院のER研修の特徴を,5つ紹介します.

ER専属医がいます!
当ブログにもたびたび登場しております近藤貴士郎医師は,
研修医たちの心強い味方(!?)ER専属医です.
ERローテーションの時には毎日夕方にその日一日の症例について振り返りを行います.勉強会やカンファランスも盛んに開催され,学びの機会が多くあります.

年間7,000台を超える救急車を受け入れています!
重症患者,CPA患者の搬送数は,愛知県内の主要病院と比較しても最多の部類,
豊富な種類と数の症例を経験することができます.
各診療科の救急に対する協力体制が整っており,集中管理が可能であることや
名古屋市中心部に位置する救命救急センターとして名古屋市中心部~北部および名古屋市北側の周辺地域からも救急搬送され,カバーする地域が広いことがその理由と考えられます.

屋根瓦式の指導体制が整っています!
土日や夜間の宿日直の際は,1年次研修医2名,2年次研修医2名,救命当直,病棟当直(内科・外科以外),内科当直,外科当直,CCU当直(循環器科),小児科当直(地域輪番制度)が配置されています.研修医がファーストタッチをし,各科専門医とER医がサポートします.

各診療科のオンコールバックアップ体制!抜群の連携!
診療科間の垣根が低いことも当院の特徴であり,気軽なコンサルテーションが可能,上級医に相談しやすい環境が整っています.
特に,神経内科・脳神経外科が連携する脳卒中治療の分野においては,
迅速な対応ができるようスタッフが待機しています.

強力なチームワーク!
第三次救命救急センターを備える当院は,いわば救急医療の“最後の砦”
「今日の名古屋は,私が守る!」という救急部長のもと,
研修医の皆も日々奮闘しています.

病院見学の際には,
夜間のERを見学いただくことが可能です.お申込みのメールにその旨をご記載くださいね.
病院見学のお申込みはこちらをご覧ください.
 ⇒名古屋医療センターHP 病院見学のご案内
 
卒後教育研修センター

2016年9月2日金曜日

名古屋医療センターを紹介します①好ロケーションと豊富な症例

当院は,名古屋市の繁華街である栄(さかえ)からほど近い
名古屋市中区三の丸に位置しています.
名古屋市営地下鉄名城線 市役所駅より直結
市役所駅ですから,もちろん名古屋市役所の向かい,その他愛知県庁など
官公庁が立ち並ぶ中に名古屋医療センターはあります.
病院4階からみた風景です

また,病院内からは名古屋のシンボルマーク(!?)名古屋城を望むことができ
まさに絶好のロケーションといえます.
金のシャチホコ,ご覧いただけるでしょうか!?

このような立地であることから,おのずと人が多く集まります.
当院ERが受け入れる救急車の年間台数は7,000台を超えています.
ER研修に限らず,その他の診療科においても
非常に豊富な種類と数の症例を経験することができ,幅広い臨床研修が可能です.
研修病院をお探しの医学生の皆さん,
ぜひ一度見学にお越しいただき,当院の研修を体感してみませんか?
病院見学のご案内はこちら→名古屋医療センターHP 病院見学のご案内
スタッフ一同,お待ちしております!
卒後教育研修センター