愛知県、名古屋で初期研修、後期研修を考えているみなさんへ

当院は卒後教育研修センターがあり、研修医のみなさんを積極的にサポートしています♪

https://www.nnh.go.jp/interndoc-jr/k_center/

院内、院外、各科の先生を招いた勉強会やERの振り返りなど、いろいろやってます!

その様子や研修医のつぶやきなどをこのブログで更新していきますので、

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)



2017年12月13日水曜日

研修医勉強会「1年次のみんなへ」

12月.2017年も残りわずかとなりました.

1年次のみんなは,入職して8ヶ月が過ぎました.
4ヶ月後には,2年次となり後輩を教える立場になります.

この日は2年次のH医師が,1年次のみんなに向けて
ERで働くうえで今一度確認しておきたいことを話しました.

①社会人としての基本を確認
研修医1年次のみんなは,社会人としても1年生.
社会人としてのモラル・マナーがきちんと守れていますか?
患者さんへはもちろん,他職種のスタッフへも敬意をもって接することができていますか?

②気になっていること
トリアージやカルテの書き方について,もう一度よく考えてみてください.
「大丈夫…だと思います」…は絶対にダメ.検査やコンサルトのハードルを意識的に下げ,診療にあたってください.

目の前のことだけに精一杯になっていませんか?
ER全体をみまわすということを忘れないで.

③これからに向けて
自分にできることを常に探そう!
でも一人でがんばりすぎないこと.
注意されたときは成長のチャンス!
自分から積極的に関与して,先輩のワザを見て聞いて学ぼう.

◇最後に・・・
毎日病院で働く私たちにとってERという場所は日常のもの.
しかし患者さんやそのご家族にとっては究極的に非日常のものであるということを忘れないで.

それでもERって,体力的にも精神的にも堪える場所ですよね.
でも私たちは自分で医師という職業を,そして当院での研修を選んだんですよね.
そしてまだまだ未熟ではありながらも,免許を持ち,お金をもらって仕事をしています.
常に学び,成長し続けることが義務であり責任です.
一緒にがんばっていきましょう.

君たちはここがダメ,こうしなきゃダメ...
などと指摘したり怒ったりするのでは決してなく,
H医師の優しい語り口調とことばが1年次のみんなの心に沁み込んでいくようでした.
勉強会にはH医師の他にも続々と2年次のメンバーが集まり,後輩たちへの期待と愛情と,そしてもうすぐ3年次となる自分たち自身への覚悟のようなものを感じる会でした.
卒後教育研修センター

2017年12月8日金曜日

研修医勉強会「中毒・OD(前半編)」

12月7日,
集中治療科ER室長の近藤貴士郎医師による研修医のための勉強会が行われました.
今回のテーマは「中毒・OD(前半編)
本日の目標は・・・
①中毒に対しての基本的な診療の進め方を理解する
②あぶない中毒を知る
③中毒特有の治療法の適応を知る

Case1.救急隊からの電話
「30歳女性のoverdose(過量服薬)です」
「レベルはⅡケタ,BP90/50 HR60 SpO2 92 37.2℃」
「200錠くらい空きの薬があります.セパゾン®が100錠くらいとルボックス®とデパケン®とプロチゾラムが30錠くらいです」
「アルコール臭もします」

「到着まであと10分です」

さあ,患者さんの到着までにどんな準備をしますか!?
日々ERで研修をしていると,さまざまなケースに遭遇します.
中毒・ODの場合,原因物質に対して適切な処置をしなければ死に至ることもあります.
研修医のみんな,どんな検査が必要だろうか?もしご家族がいらっしゃったらどのようなことを聴きたいか?適切な処置は?悩みながらディスカッションしていました.

本日のまとめ・・・
①中毒はまず全身管理
②症状,所見が推定される原因物質と服用量で説明がつくかを常に考える
③胃洗浄,活性炭,血液浄化の適応は限られるが,実施するなら正しい方法で
④原因物質が不明なときは,症状,所見から系統を推測する

来週,「中毒・OD(後半編)」へ続きます.
近藤先生,いつもありがとうございます.
卒後教育研修センター

2017年11月28日火曜日

セミナー開催のご案内「がんを診るという事」


NMC卒後教育研修センター主催セミナーのご案内です.

がん拠点病院で働くがんの専門医と,がんの専門以外の先生に絶対聞いてほしい!
総合診療とオンコロジーを究めた東先生の渾身のレクチャー!!

“がんを診るという事”
▶「主治医力」
▶「がん患者を診るための10の掟」

日時:平成30年1月19日(金) 18時~20時
場所:名古屋医療センター 第3会議室 (管理棟4階)
講師:東 光久 先生
   (白河総合診療アカデミー 准教授/白河厚生総合病院 総合診療科部長)
参加費:無料

対象は主として若手医師ですが,学生さんからベテラン医師の方,看護師さんやコメディカルスタッフの方,どなたでもご参加いただけます.

参加ご希望の方は,こちらの申込みフォームよりエントリーをお願いいたします.
(エントリー締切:平成30年1月15日(月))
卒後教育研修センター

2017年11月17日金曜日

平成29年度第4回CPCを開催しました

11月16日,
今年度第4回のCPCが開催されました.

今回の症例は
慢性経過で貯留した両側滲出性胸水の一例

呼吸器内科I先生の指導のもと,研修医1年次のK医師,M医師,Y医師の3名が臨床サイドのプレゼンを担当しました.3名は緊張しながらも,入念な準備をして発表に臨んでいました.

総合司会を担当した臨床腫瘍科のS先生,出席した研修医に次々と「質問はないですか?」と問いかけます.

病理サイドのプレゼンは,病理診断科のK先生と研修医1年次K医師(現在,病理診断科をローテート中です)が担当しました.非常に稀な症例だったようですが,丁寧に資料を作成し発表もすばらしかったです.司会のS先生からも「よく準備したね」とお褒めのことばをいただき,嬉しそうなK医師でした.

活発な質疑応答が行われ,予定時間をオーバーしての充実したCPCとなりました.
発表を担当した研修医の皆さん,おつかれさまでした.
司会のS先生,研修医の発表を指導してくださったI先生,K先生,ご出席の先生方,ありがとうございました.
次回CPCは1月開催の予定です.
卒後教育研修センター

2017年11月6日月曜日

ICLS講習会に参加しました

11月4日,5日の2日間にわたり院内でICLS講習会が開催され
研修医と看護師の皆さんが参加しました.

午前中はBLS,心肺蘇生の基本を少人数のグループでしっかりと学びます.
受講生の皆さん,汗をかきながらの胸骨圧迫の実習.

次にAED,気道確保,モニター・除細動器の3ブースに分かれて実習に取り組みます.



お昼休みのあとは,
心停止の異なる波形(VF/VT/PEA/Asystole)の正確な読み取りと
さまざまな場面を想定した心肺蘇生シミュレーションを行いました.

■受講生の感想■
「ERでの診療時の不安が解消されました」
「細かくアドバイスがもらえて,実際の現場に合わせた説明もあり,とても分かりやすかったです」
「とても丁寧に指導してくださり感謝しています.程よくリラックスした雰囲気で講習を受けることができてよかったです」
「研修医と看護師が一緒に講習を受けることで,指示をする側・受ける側それぞれの立場を理解することができました」
「体を動かして実習を受けることで,チーム医療の大切さに改めて気づくことができました」

1日ともに実習をしていく中で,次第に団結し
どのグループもとてもいいチームワークで課題をクリアすることができました.
 

受講生の皆さん,おつかれさまでした.コース修了おめでとうございます!
インストラクターを務めてくださった先生方,ありがとうございました.
卒後教育研修センター

2017年10月20日金曜日

地域医療研修発表会を開催しました

10月19日
NMC研修医 地域医療研修発表会を開催しました.

研修医2年次の代表3名が,自身の地域医療研修について発表しました.

名古屋市昭和区にある医療法人三つ葉 三つ葉在宅クリニックで研修したY.N医師.
自分が診た患者さんが退院された後にどのような医療を受けていらっしゃるのか,また当院の救急外来に施設や在宅クリニックから搬送されてくる紹介患者さんを頻繁に診ているが,どのような経緯をたどってこちらにいらっしゃるのか,イメージしづらい点を明らかにしたいと在宅クリニックでの研修を希望しました.
在宅医療の現場では,患者さんの背景について想像を膨らませながら話を聞くことの大切さを実感したといいます.病院や診療所とは全く異なる世界観を知り,本当の意味での退院後の患者さんの生活を見せていただき非常に貴重な経験をしたと発表しました.

岐阜県高山市にあるJA岐阜厚生連 久美愛厚生病院で研修したK.N医師.
久美愛厚生病院は飛騨・高山地域の中核病院ですが,関連の診療所でも研修をさせていただきました.
そこで感じたのは,救急外来と診療所の外来とでは,同じ「医療」であっても求められるものが全く違うということでした.診療所では訪問診療も行われており,心のつながり”のような地域との関わり方が印象的であったと発表しました.

静岡県賀茂郡西伊豆町の医療法人社団 健育会 西伊豆健育会病院で研修したY.N医師.
二次救急病院でありながら「断らない救急」を標榜し,どのような患者さんでも受け入れるという環境の下,一流のジェネラリストたちが内科・外科に関係なく患者さんの対応をする姿に,学ばせていただくことが本当に多くあったといいます.重症患者さんを三次救急病院へ転院搬送する救急車に同行し,普段とは違う立場の経験をしました.


当院のような規模の大きな急性期病院で働いていると,重症で救急外来に搬送されていらっしゃる患者さんの対応などで毎日手一杯になってしまい,他の施設の医療現場における状況にまではなかなか考えが及びません.
「名古屋医療センター」という大きな看板の下で働いていることによって,自分の力までもが大きくなったような錯覚に陥ることさえあるかもしれません.

たとえば近隣のクリニックから紹介されて当院へ搬送される患者さんの場合,
開業医の先生方がどのような思いで,どのような状況で判断をされて紹介状を送ってこられるのか,

二次救急病院から三次救急病院へ転院搬送される患者さんの場合,
その受け入れ先を探すとき,どのような思いで病院スタッフは動いているのか,

異なる立場からものを見る力を身に付けて,自分に足りないものは何かを自覚し,どうしたら医師として貢献できるのかを模索し続けてほしいと,卒後教育研修センター指導医である当院総合内科の脇坂先生が研修医に向けてメッセージを送りました.


発表を担当してくれた3名の先生方,
昨年に引き続きファシリテーターを務めてくださった循環器科の小山先生,
ありがとうございました.
卒後教育研修センター

2017年10月16日月曜日

JMECC講習会を開催しました

10月14日,
院内でJMECC(Japanese Medical Emergency Care Course)講習会を開催,
研修医2年次のうち主に内科志望のメンバーが6名参加しました.

午前中はBLSとAED,気管挿管と除細動,心停止の対応について.


午後からは,胸痛や呼吸困難など患者の急変を想定したロールプレイを行いました.


最後に筆記試験を行い,全員修了証書を手にすることができました.
朝8時半から夕方5時過ぎまで,長時間にわたる講習会おつかれさまでした.
インストラクターを務めてくださった先生方,1日ありがとうございました.
卒後教育研修センター